同接ランキングのサイトを開くと、上位の配信者と数字は並んでいます。ただ、そこから知りたくなるのはたいてい別のことです。「自分はこの表のどのへんに入るのか」「そもそも何人いれば載るのか」。この2つは、どのランキングサイトにも書かれていません。
当サイト(FanLoop 発見)はTwitchとYouTubeのライブ配信を横断で観測しているので、順位と同接の対応を実数で出せます。ある時点でライブ配信中だった全チャンネルを同接順に並べた、掲載ラインの実測です。
同接ランキングに載るラインの実測
2026年9月5日 7時51分(JST)時点で、ライブ配信中だったチャンネルを同接の多い順に並べたときの、各順位の同接です。
順位その順位の同接1位17,670人3位2,013人5位1,817人10位956人20位472人30位287人50位121人100位58人150位34人200位21人
同接58人で、その時間の上位100位に入ります。 21人でも200位です。ランキングというと数千人規模の世界に見えますが、上位100位のラインは意外と手が届く範囲にあります。
一方で上位の落ち方は急です。1位(17,670人)から10位(956人)までで18分の1、50位(121人)までで146分の1になります。同接ランキングは上位10位までが極端に突出した、非常に歪んだ分布をしています。
このときのTOP10の顔ぶれは、Minecraft、Rust、Overwatch、Path of Exile 2といったゲームに混じって、雑談が2枠、ASMRが1枠を占めていました。上位に入るのは人気タイトルの配信だけではありません。
FanLoop 発見
あなたのチャンネル、実はもう載っているかもしれません。
FanLoopの発見サイトには、Twitch・YouTubeで活動中の配信者・VTuberが自動で掲載されています。いつものTwitch/YouTubeでログインすれば、そのページをそのまま受け取って、自分の色に着せ替えできる公式ページにできます。
ランキングは「見る時間」で別物になる
ここが最も注意すべき点です。上の数字は朝7時台のもので、当サイトの観測では1日でいちばん配信が少ない時間帯にあたります。同時刻のライブは1,247件でした。
同じ日の深夜0時台の定点観測では、ライブは5,862件。同接100人を超える配信だけで193件ありました。つまりこの時間帯では、100位のラインは58人ではなく100人を優に超えます。
朝7時台深夜0時台ライブ配信数1,247件5,862件同接100人超62件193件100位のライン58人100人超
同じ「100位」でも、見る時間によって必要な同接が倍近く変わります。 リアルタイムのランキングを見て一喜一憂しても意味が薄いのは、順位が実力ではなく時間帯にも強く左右されるからです。時間帯ごとの配信数と視聴者の厚さは配信は何時にやるべき?の実測データにまとめています。
同接100人超はライブ全体の3.81%
単発のスナップショットだと時間帯の影響を受けるので、48日間・毎日同じ時刻に取った定点観測でならしたものが以下です。延べ229,116配信の観測にもとづきます。
項目実測延べライブ観測数229,116件(48日分)同接100人超8,730件(3.81%)平均同接53.8人中央値(日ごとの平均)4.4人
同接100人を超えているのは、配信全体のわずか3.81%です。 26本に1本の割合でしかありません。中央値は4人台なので、ランキング上位に並ぶ数千人という数字は、実際の配信の姿とはまるで別世界のものだとわかります。
平均(53.8人)と中央値(4.4人)が10倍以上離れているのも、上位の突出が原因です。分布そのものと「同接◯人で上位何%」の早見表は配信者の平均同接は何人?で詳しく扱っています。
「歴代同接ランキング」の数字を鵜呑みにしない
検索すると「歴代同接ランキングTOP5」のような記事が出てきますが、引用する前に確認したい点が3つあります。
1. 歴代記録は単発のイベントで決まります。 周年ライブ、3Dお披露目、大型企画の最終回、eスポーツ大会の決勝といった一度きりの配信が上位を占めます。その配信者の普段の同接とはまったく別の数字です。
2. 集計対象のプラットフォームが記事ごとに違います。 YouTubeのみを対象にしたもの、Twitchを含むもの、ニコニコ生放送やOPENREC.tvまで含むものが混在していて、「歴代1位」の顔ぶれが記事ごとに変わります。
3. 計測方法が公開されていないものがあります。 同接は配信者本人と一部の外部ツールしか正確な値を取得できません。スクリーンショットや目視の記録が出典になっているケースもあります。
当サイトは日々の観測データは持っていますが、過去にさかのぼった歴代記録は測定できないため、本記事では歴代の数値を列挙しません。歴代記録を調べたい場合は、集計対象のプラットフォームと計測方法が明記されている出典を選んでください。
リアルタイムの順位を見たいとき
いま誰が何位かを見るなら、集計ツールを使うのが早いです。自分の過去の同接や推移の調べ方も含めて、確認手段は同接ランキング・推移の調べ方にまとめてあります。
NOTE: 順位ラインは2026年9月5日7時51分(JST)時点で、当サイト掲載分のうちライブ配信中だったチャンネル983件(同接取得分)の実測です。同時刻はライブ数が1日の最少にあたるため、夜間はラインが上がります。100人超の割合・平均・中央値は、2026年7月8日から9月5日までのうち集計が揃った48日分・毎日ほぼ同一時刻に取得した、延べ229,116件の定点観測です。当サイトはTwitchとYouTubeの日本語配信を対象としており、ニコニコ生放送やOPENREC.tv等は含みません。引用の際は「FanLoop 発見調べ」と時点の明記をお願いします。
自分がランキングのどのへんにいるか
実測から言えることは3つです。
上位100位のラインは同接58人(朝)から100人超(深夜)。 数千人の世界に見えて、上位100位は2桁台から始まります
同接100人超は全体の3.81%。 ここを超えた時点で、配信全体の上位4%以内です
順位は時間帯に強く左右される。 同じ同接でも、深夜に配信すれば順位は大きく下がります
順位を上げること自体を目標にすると、深夜を避けるといった小手先の話になりがちです。実際に効くのは、そもそも配信を見つけてもらう入口を増やすことのほうです。配信中の半数以上が同接5人以下という分布の中では、ランキングの順位より「どこから人が来るか」が先に効きます。入口の作り方はVTuber・配信者の探し方7選に、自分の配信を発見サイトに載せる方法はFanLoop 発見にまとめています。
よくある質問
Q. 同接ランキングは何人から載りますか?
当サイトの実測(2026年9月5日 朝の時点)では、同接58人でその時間の100位、121人で50位、956人で10位でした。ただしライブ数が4.7倍になる深夜帯では同じ順位でもラインが上がり、100位で同接100人超が必要になります。
Q. 同接100人はすごいですか?
48日・延べ229,116配信の観測では、同接100人を超えた配信は3.81%でした。26本に1本の割合なので、配信全体の上位4%以内に入る水準です。
Q. 同接ランキングの1位は何人くらいですか?
観測時点の1位は17,670人でした。ただし1位の数字は日や時間帯、大型企画の有無で大きく変わります。1位(17,670人)と10位(956人)で18倍の開きがあり、上位はごく少数に極端に集中しています。
Q. 歴代の同接ランキングはどこで見られますか?
歴代記録を扱う記事やまとめは複数ありますが、集計対象のプラットフォームと計測方法が記事ごとに異なるため数字が一致しません。引用する際は対象プラットフォームと出典が明記されているものを選んでください。当サイトは日々の観測のみを扱っており、過去にさかのぼった歴代記録は測定していません。
Q. VTuberの同接ランキングは配信者全体と違いますか?
観測時点でライブ中だったVTuberの同接は中央値10人で、配信者全体の中央値4人より高めでした。VTuberはファンが定着しやすく、ライブ時にまとまった同接になりやすい傾向があります。
Q. 自分の同接の順位を知るにはどうすればいいですか?
リアルタイムの順位は集計ツールで確認できます。自分の過去の同接やその推移の調べ方は同接ランキング・推移の調べ方にまとめています。
まとめ
上位100位のラインは同接58人(朝の実測)。 50位で121人、10位で956人
1位から10位までで18分の1に落ちる。 上位は極端に少数へ集中している
順位は時間帯で別物になる。 深夜帯はライブが4.7倍になり、同じ順位でもラインが上がる
同接100人超は全体の3.81%。 越えた時点で上位4%以内
歴代ランキングは単発イベントの記録。 対象プラットフォームと計測方法を確認してから引用する
同接の分布そのものは配信者の平均同接は何人?、確認手段は同接ランキング・推移の調べ方へどうぞ。
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AUTHOR
吉野有翔
FanLoop 代表
「広告に頼らない集客」をテーマに、紹介・口コミを仕組み化するツールFanLoopを開発・運営。配信者と店舗オーナーがファンの力で成長できる仕組みを追求している。