GLOSSARY
リファラルマーケティングに関する用語を解説
Organic Customer Acquisition Cost
Organic CACとは、広告費ゼロで顧客を獲得するコストのことです。CACは「Customer Acquisition Cost(顧客獲得コスト)」の略で、Organicは「自然発生的な」という意味。口コミ・SNS・SEO経由で獲得した顧客のコストを指します。
User Generated Content
ユーザーが自発的に作成・投稿するコンテンツの総称。SNSの投稿、レビュー、口コミ、ファンアートなど、企業やクリエイターではなく一般ユーザーが作るコンテンツ全般を指します。
Advocacy Marketing
アドボカシーマーケティングとは、顧客を「推奨者」に変え、自発的な口コミでサービスを広めてもらうマーケティング手法です。広告より信頼される「第三者からの推薦」を活用するこの手法は、特にクリエイターやファンビジネスに効果的です。
Aha Moment
アハモーメントとは、ユーザーがサービスの価値を初めて実感する瞬間です。「Aha!」という驚きの感嘆詞に由来し、「なるほど!」「わかった!」と感じる瞬間を指します。SaaSやアプリ開発の世界で重要視される概念ですが、クリエイターのファンビジネスにも応用できます。
Ambassador Marketing
熱心なファンを「大使」として任命し、口コミ活動を促すマーケティング手法。インフルエンサーマーケティングと似ていますが、「フォロワー数」より「熱量」を重視する点が異なります。
Community-Led Growth
Community-Led Growth(CLG)とは、コミュニティを成長エンジンにする戦略です。「コミュニティレッドグロース」「コミュニティ主導の成長」とも呼ばれ、コミュニティそのものが製品・サービスの価値を高め、新規顧客を連れてくるという考え方です。クリエイターにとっては「ファンコミュニティが成長の原動力」になる戦略です。
Customer-Led Growth
Customer-Led Growth(CLG)とは、既存顧客が新規顧客を連れてくる成長戦略のことです。日本語では「カスタマーレッドグロース」「顧客主導の成長」と呼ばれます。クリエイターにとっては「ファンがファンを呼ぶ」成長モデルで、Fan-Led Growth(FLG)とも表現されます。
K-factor / Viral Coefficient
K-factor(Kファクター)とは、1人のユーザーが平均して何人の新規ユーザーを連れてくるかを示す指標です。「バイラル係数(Viral Coefficient)」とも呼ばれ、口コミやシェアによる成長度を数値化できます。K-factorが1.0以上になると、広告を止めてもユーザーが増え続ける「指数関数的成長」が起きます。
Member Referral
会員紹介とは、既存会員が新規会員を紹介し、紹介者・被紹介者の双方に特典が付与される仕組みです。会員紹介は「ファンがファンを呼ぶ」持続的な成長の仕組みで、広告費をかけずに質の高い会員を継続的に獲得できます。友達紹介キャンペーンとは異なり、会員制サービスに特化した継続的な仕組みとして運用されることが多いのが特徴です。
Word of Mouth Marketing
口コミ集客とは、顧客やファンの口コミ・紹介によって新規顧客を獲得するマーケティング手法です。英語ではWord of Mouth Marketing(WOM)と呼ばれます。広告費ゼロで実施でき、信頼性が高く、持続的な効果があるのが特徴です。
1000 True Fans
1000 True Fansとは、「1000人の熱狂的ファンがいればクリエイターは生計を立てられる」という理論のことです。2008年にWIRED創刊編集長のケビン・ケリー(Kevin Kelly)が提唱し、現在のクリエイターエコノミーの理論的基盤となっています。
Shout-out
シャウトアウト(Shout-out)とは、配信中に他のクリエイターを紹介・推薦する行為のことです。TwitchやYouTubeなどのライブ配信文化で広く使われており、レイド後のお礼や配信者同士の相互紹介として定着しています。
Super Fan
スーパーファンとは、特定のクリエイターを熱狂的に支持し、高い支出と積極的な口コミを行うファン層のことです。Luminateの調査では音楽ファンの15%がスーパーファンに該当し、一般ファンより最大80%多く支出するとされています。
Referral Incentive
紹介インセンティブとは、顧客に紹介行動を促すための報酬や特典のことです。紹介報酬や紹介特典とも呼ばれ、金銭的な報酬だけでなく、社会的な承認や体験など、紹介を促すあらゆる要素を含みます。
Referral Code
紹介コードとは、既存ユーザーが新規ユーザーを招待する際に使用する固有の文字列のこと。PayPayやメルカリでおなじみの「友達紹介」機能で使われているあのコードが、まさに紹介コードです。この記事では、紹介コードの仕組みから、クリエイターが収益化に活用する方法まで解説します。
Referral System
紹介制度とは、既存顧客が新規顧客を紹介し、紹介成功時に報酬や特典が付与される仕組みです。リファラルプログラム、友達紹介制度とも呼ばれ、成果報酬型で信頼ベースの集客ができ、低コストなのが特徴です。
Referral Benefit
紹介特典とは、紹介者や被紹介者に付与する報酬・特典のことです。紹介報酬や紹介インセンティブとも呼ばれ、紹介が成功した際に紹介者と被紹介者の一方または両方に提供されます。
Referral Reward
紹介報酬とは、既存顧客が新規顧客を紹介した際に紹介者へ付与される報酬のことです。紹介報酬は紹介プログラム(リファラルプログラム)を成功させるための重要な要素であり、報酬の種類や金額によって紹介の発生率が大きく変わります。
Two-tier Affiliate
2ティアアフィリエイトとは、紹介の紹介(2段階)まで報酬が発生する仕組みのことです。自分が紹介した人(1段目)だけでなく、その人が紹介した人(2段目)からも報酬を受け取れます。クリエイターにとっては「ファンがファンを呼ぶ成長エンジン」として活用できます。
Tracking Link
クリック数やコンバージョンを計測できる特別なURL。「誰が」「いつ」「どこから」リンクをクリックしたかを追跡・計測できます。紹介プログラムの紹介リンクも、トラッキングリンクの一種です。
Friend Referral Campaign
友達紹介キャンペーンとは、既存顧客が友人を紹介すると特典がもらえる販促施策のことです。リファラルキャンペーンや紹介プログラムとも呼ばれ、既存顧客の口コミを活用して新規顧客を獲得する費用対効果の高い手法です。
Product Qualified Lead
PQLとは、プロダクトの利用データから「有料転換の可能性が高い」と判定された見込み客のことです。「Product Qualified Lead(プロダクトクオリファイドリード)」の略で、MQLやSQLとは異なり、実際の利用行動データに基づいて判定されるため、有料転換率が20〜40%と高いのが特徴です。
Viral Loop
バイラルループとは、「ユーザーが新規ユーザーを招待し、その新規ユーザーがさらに次のユーザーを招待する」という紹介の循環構造です。バイラルループがうまく機能すると、広告費をかけずにユーザーが自然と増え続けます。
Viral Coefficient
バイラル係数とは、1人のユーザーが平均して何人の新規ユーザーを獲得できるかを示す指標です。「K-factor(Kファクター)」「Viral Coefficient」とも呼ばれます。この数値が高いほど、口コミや紹介による自然な成長が起きている状態を意味します。
Passion Economy
パッションエコノミーとは、個人が「好き」を収益に変える経済圏のことです。「情熱経済」とも呼ばれ、2019年にa16zのLi Jin氏が提唱しました。YouTuber、VTuber、オンライン講師など、個人の独自性が価値になる新しい働き方の総称です。
Fan Lifetime Value
1人のファンがクリエイターにもたらす生涯価値の総額。メンバーシップ収益、グッズ購入、投げ銭、イベント参加費を合算した金額で、フォロワー数より重要な指標といわれています。
Paywall
コンテンツの閲覧を課金によって制限する仕組み。「ペイ(Pay:支払い)」と「ウォール(Wall:壁)」を組み合わせた言葉で、「有料の壁」とも呼ばれます。
Referrability
リファラビリティとは、「紹介されやすさ」を数値化したマーケティング指標です。リファラビリティが高いほど、ファンが自然と「この人を他の人にも教えたい」と感じ、口コミや紹介が発生しやすくなります。広告に頼らず、ファンがファンを呼ぶ持続的な成長を実現する上で欠かせない指標です。
Referral Program
リファラルプログラムとは、既存顧客が新規顧客を紹介し、紹介成功時に報酬が付与される仕組みです。「紹介プログラム」「友達紹介制度」とも呼ばれます。PayPayの「友達紹介で500円」、Dropboxの「紹介で容量追加」など、多くの企業が導入しています。
Two-sided Incentive
両面インセンティブとは、紹介した人・紹介された人の両方に報酬を渡す仕組みのことです。英語では「Two-sided Incentive」と呼ばれ、「Give $10, Get $10」というキャッチフレーズで知られています。Uber、Dropbox、PayPalなど世界的企業がこの仕組みで急成長を遂げました。