「新規のお客様は来てくれるのに、2回目が来ない」
ホットペッパーやチラシで新規を集めても、クーポン目当てのお客様は他の店にも同じように行きます。一般的に、ポータルサイト経由の新規客のリピート率は30%前後と言われています。10人来ても3人しか戻ってこない。
一方、紹介経由のお客様のリピート率は60〜80%に達することがあります。なぜか?紹介者(既存のお客様)と似た価値観を持つ人が来るため、サロンとの相性が最初から良いのです。
この記事では、リピート率を上げるための5つのステップを、「仕組み」の観点から解説します。
ステップ1:施術中に「次回の理想の時期」を伝える
リピートしない最大の理由は「いつ行けばいいかわからない」です。
カットなら1〜1.5ヶ月後、カラーなら3〜4週間後、ネイルなら3〜4週間後。施術中に「次は〇週間後くらいが理想ですよ」と伝えるだけで、お客様の頭に「次回の予定」がインストールされます。
さらに「次回ご予約を入れていただくと、お好きな時間帯を確保しやすいですよ」と添えれば、会計時の次回予約率が上がります。
ステップ2:会計時に次回予約を提案する
「次のご予約はいかがですか?」
この一言を会計時に毎回言うだけで、次回予約率は大きく変わります。多くのサロンでは、この一言がないために「また空いたら予約しよう」→「忘れる」→「他のサロンに行く」が起きています。
予約管理システムを使っている場合は、「〇月〇日の〇時が空いていますが、いかがでしょうか?」と具体的な日時を提案すると、承諾率がさらに上がります。
ステップ3:LINE公式アカウントで「忘れられない」仕組みを作る
施術後にLINE公式アカウントの友だち登録を案内します。「次回のご予約確認やキャンペーン情報をお送りしますね」と説明すれば、自然に登録してもらえます。
LINEの活用ポイントは3つ。
来店から1週間後にフォローメッセージを送る。 「髪の調子はいかがですか?気になることがあればお気軽にどうぞ」。来店の記憶が薄れる前にコンタクトすることで、「気にかけてくれている」印象を残せます。
次回予約の時期にリマインドを送る。 「前回のカットから約1ヶ月が経ちました。次回のご予約はいかがですか?」。この1通で再来店のきっかけを作ります。
月1回のキャンペーン情報を送る。 新メニューの案内、季節限定のサービス、紹介キャンペーンのお知らせ。ただし配信頻度が高すぎるとブロックされるため、月1〜2回が適切です。
ステップ4:「紹介経由」の新規を増やす
リピート率を上げるには「リピートしやすいお客様を最初から呼ぶ」ことも重要です。
ポータルサイト経由のクーポン客は「安いから来た」人が多い。一方、紹介経由のお客様は「信頼できる人が勧めたから来た」人です。最初からサロンに対する信頼感があるため、定価でも満足して通い続けてくれます。
紹介を増やすには、紙の紹介カードではなくデジタルの紹介プログラムが効果的です。FanLoopのようなツールを使えば、お客様ごとに固有の紹介リンクが発行され、LINEで友人に送るだけで紹介が完了します。
FanLoopの料金:月額4,980円(30日間無料トライアルあり)。
ステップ5:「常連」を「紹介者」に育てる
リピート率が改善し、常連のお客様が増えたら、その常連を「紹介者」に育てます。
常連のお客様はサロンの価値を最もよく理解しています。「お友達でヘアカラーに興味がある方がいたら、紹介リンクをお送りください。ご紹介いただいた方にも特典がございます」。この一言を添えるだけで、常連が新しいお客様を連れてきてくれます。
紹介経由の新規→リピートして常連になる→常連が新しい紹介を生む。この循環が回り始めると、広告に依存しない持続可能な集客構造ができあがります。
まとめ
リピートしない最大の理由は「いつ行けばいいかわからない」。 施術中に次回の理想時期を伝える
会計時に「次のご予約はいかがですか?」と毎回言う。 この一言がなければ「忘れる→他に行く」が起きる
LINE公式アカウントで「忘れられない」仕組みを作る。 1週間後のフォロー、次回予約時期のリマインド、月1回のキャンペーン
紹介経由のお客様はリピート率が高い。 「リピートしやすいお客様を呼ぶ」ことがリピート率改善の近道
常連を「紹介者」に育てることで、広告に依存しない集客の循環ができる
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