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紹介マーケティング

紹介キャンペーンと景品表示法:店舗オーナーが知っておくべきルールと安全な設計方法

2026年3月4日|6分で読めます

目次

  1. 景品表示法の基本:紹介キャンペーンに関係する部分だけ解説
  2. 「景品類」の3つの分類と紹介キャンペーンの位置づけ
  3. 紹介特典の上限額:いくらまでOK?
  4. 業種別の安全ライン目安
  5. 避けるべき表現・NG例
  6. 安全な紹介キャンペーンの設計チェックリスト
  7. FanLoopでの対応
  8. よくある質問
  9. まとめ
「友達紹介で○○円OFF」というキャンペーンをやりたい。でも法律的に問題はないのか?特典に上限はあるのか? 紹介キャンペーンを設計するとき、こうした疑問を持つ店舗オーナーは少なくありません。結論からいうと、紹介キャンペーンで注意すべき法律は「景品表示法」です。特典の金額や条件によっては規制の対象になる場合があります。 この記事では、紹介キャンペーンに関係する景品表示法のルールを、店舗オーナーにわかりやすく解説します。 > 免責事項:本記事は一般的な情報提供を目的としており、法的助言ではありません。具体的な判断は弁護士など専門家にご確認ください。 景品表示法の基本:紹介キャンペーンに関係する部分だけ解説 景品表示法(正式名称:不当景品類及び不当表示防止法)は、消費者が商品やサービスを正しく選べるよう、過大な景品の提供や不当な広告表示を規制する法律です。 紹介キャンペーンとの関係で重要なのは「景品類」の規制です。景品類とは、顧客を誘引する目的で、事業者が自己の商品・サービスの取引に付随して提供する経済上の利益を指します。 ここで重要なポイントがあります。消費者庁のFAQによると、紹介キャンペーンの特典は、紹介者を自社の商品・サービスの購入者に限定しない場合、原則として「取引に付随する提供」には当たらず、景品類には該当しません。 ただし、紹介者を自社サービスの利用者に限定する場合(例:「当店の既存のお客様が新規のお客様をご紹介いただいた場合」)は、取引に付随する提供となり、景品類に該当します。この場合、総付景品の規制が適用されます。 多くの店舗型紹介キャンペーンでは、紹介者は既存客に限定されるため、景品表示法の規制対象になると考えておくのが安全です。

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「景品類」の3つの分類と紹介キャンペーンの位置づけ 景品表示法では景品類を3つに分類しています。紹介キャンペーンの特典(紹介してくれた人に全員もれなく付与する特典)は、「総付景品」に分類される可能性が最も高いです。総付景品とは、購入者・利用者全員にもれなく提供される景品です。一般懸賞(くじ・抽選で当選者に提供)や共同懸賞(複数事業者が共同で行う懸賞)は、紹介キャンペーンでは通常該当しません。 紹介特典の上限額:いくらまでOK? 総付景品の上限額は、消費者庁の告示で以下のように定められています。 取引価額が1,000円未満の場合、提供できる景品の最高額は200円です。取引価額が1,000円以上の場合は、取引価額の20%(10分の2)が上限です。 ここでいう「取引価額」とは、紹介者が利用する商品やサービスの価格です。 業種別の安全ライン目安 例えば、カット料金5,000円の美容室の場合、紹介者への特典上限は1,000円です。「紹介してくれたら次回1,000円OFF」は上限内に収まりますが、「紹介で3,000円OFF」は上限を超えるため注意が必要です。 なお、この上限額はあくまで総付景品規制に基づく目安です。紹介者を既存客に限定しない場合や、値引きとして処理する場合など、景品類に該当しないケースもあります。判断が難しい場合は専門家に相談してください。 避けるべき表現・NG例 景品表示法では、景品の金額だけでなく、広告表示のルールも定めています。紹介キャンペーンで避けるべき表現を確認しておきましょう。 「最大○○円分の特典が必ずもらえる!」のような表現は、条件を満たさなければもらえない場合は不当表示になる可能性があります。条件がある場合は必ず明記してください。 「通常10,000円のところ、紹介で5,000円に!」のような二重価格表示は、「通常10,000円」で実際に販売していた実績がなければ有利誤認に該当します。 「紹介で○○が無料!」は、「無料」の条件(初回のみ、施術料金とは別、など)を明確に記載しなければ誤認を招く可能性があります。 安全な紹介キャンペーンの設計チェックリスト 紹介キャンペーンを設計する際に、以下のポイントを確認してください。 特典の金額は取引価額の20%以下に収めること。特典の条件を明確に記載すること(「○○の施術を受けた方が対象」「1回のみ有効」など)。実際には存在しない通常価格との比較をしないこと。特典の有効期限を明示すること。「必ず」「絶対」など、条件付き特典に不適切な表現を使わないこと。 FanLoopでの対応 FanLoopで紹介キャンペーンを作成する際、報酬設定画面で特典の内容と条件を自由に設計できます。上限額を意識した特典設計を行い、キャンペーンページに条件を明記しておくことで、景品表示法に配慮した運用が可能です。 よくある質問 Q: 値引き(次回○○円OFF)は景品類に該当しますか? 自社の商品・サービスの値引きは、原則として景品類には含まれません。ただし、値引きの形式をとりながら実質的に景品の提供と認められる場合は規制対象になることがあります。 Q: 紹介された新規客への特典も規制対象ですか? 紹介された新規客への特典は、その人自身の取引に付随するものです。新規客が利用するサービスの価格を基準に、同様に20%ルールを考慮してください。 Q: 景品表示法に違反した場合どうなりますか? 消費者庁から措置命令(違反行為の差し止め・再発防止命令)が出される可能性があります。2025年以降、課徴金制度の適用も厳格化されており、違反が認められた場合は売上額の最大3%が課徴金として課されることがあります。 まとめ 紹介キャンペーンは非常に効果的な集客手法ですが、特典の設計には景品表示法への配慮が必要です。基本ルールは「取引価額の20%以内」という総付景品の上限を守ること。これを意識するだけで、多くのケースでは安全にキャンペーンを実施できます。 判断に迷う場合は専門家に相談し、安心してキャンペーンを運営してください。
#景品表示法#紹介キャンペーン#法律#コンプライアンス

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