「ファンクラブを作りたいけど、どのサービスを使えばいいの?」
VTuberとして活動していると、コアなファンから「限定コンテンツが見たい」「もっと応援したい」という声が出てくることがあります。YouTubeの投げ銭やサブスクだけでなく、自分で月額支援のコミュニティ(ファンクラブ)を作れれば、安定した収入源になります。
この記事では、VTuberがファンクラブを作れるプラットフォームを比較し、無料で始める方法を解説します。
pixivFANBOX
pixivFANBOXは、VTuberのファンクラブとして最も広く使われているプラットフォームです。pixivの利用者基盤がそのまま潜在ユーザーになるため、イラスト系のコンテンツとの相性が非常に良い。
クリエイター登録は無料。月額プランを自由に設定でき(100円〜10,000円)、プランごとに異なるコンテンツを公開できます。手数料は売上の10%で、残り90%がクリエイターの収益になります。
VTuberによくある運用としては、無料プランで活動報告、500円プランで限定壁紙やボイス、1,000円プランでメイキング映像や裏話、といった段階設定です。
過去の投稿(バックナンバー)にサポーターが無料でアクセスできるのもpixivFANBOXの特徴。新規加入者が「過去のコンテンツも全部見られる」ため、加入のハードルが下がります。
向いている人:イラスト・壁紙・ボイスコンテンツを定期的に提供できるVTuber
手数料:10%
料金:無料で開始
Fantia
Fantiaは、同人グッズ販売で知られる「とらのあな」が運営するクリエイター支援プラットフォームです。
pixivFANBOXとの最大の違いは、月額プランに加えて「単品販売」や「物品販売」にも対応している点。ボイスデータのDL販売、オリジナルグッズの通販なども同じプラットフォーム内で完結します。
手数料は売上の10%。月額プランの設定方法はpixivFANBOXとほぼ同じですが、Fantiaでは月額プラン内にさらに追加課金コンテンツを設置できるため、コアファン向けの収益化の幅が広いです。
一方で、支援を停止するとその瞬間からコンテンツにアクセスできなくなる(pixivFANBOXは月末まで閲覧可能)という違いがあります。
向いている人:グッズ販売やDLコンテンツ販売も視野に入れているVTuber
手数料:10%
料金:無料で開始
YouTubeメンバーシップ
YouTubeメンバーシップは、YouTubeチャンネルに直接組み込まれた月額支援機能です。
利用条件として、チャンネル登録者1,000人以上が必要(2026年時点)。条件を満たしていれば、YouTubeの設定画面から有効化するだけで使えます。
メンバー限定のバッジ、カスタム絵文字、メンバー限定配信が提供できます。視聴者がYouTubeの中で完結して支援できるため、外部サイトに誘導する必要がないのが最大のメリットです。
手数料は売上の約30%(YouTubeの取り分)。pixivFANBOXやFantiaの10%と比べると高いですが、YouTube内での導線の強さを考えると、チャンネル登録者が多い配信者にとっては有力な選択肢です。
向いている人:チャンネル登録者1,000人以上で、YouTube内で完結させたいVTuber
手数料:約30%
料金:無料(YouTube側の条件あり)
FanLoop
pixivFANBOX、Fantia、YouTubeメンバーシップは「ファンが月額料金を払って限定コンテンツを見る」仕組みです。ファンクラブとしては王道ですが、「ファンが新しいファンを連れてくる仕組み」は持っていません。
FanLoopは、月額課金型のファンクラブではなく、「紹介プログラム付きのコミュニティ」です。ファンに固有の紹介リンクが発行され、友達を招待すると紹介人数に応じて限定特典がアンロックされます。
pixivFANBOXで「月額支援」を集めつつ、FanLoopで「コミュニティの新規メンバー獲得」を回す、という併用が効果的です。FANBOXの加入者に「FanLoopの紹介リンクをシェアすると限定ボイスがもらえる」と案内すれば、コアファンが自発的に新しいファンを連れてきてくれます。
向いている人:ファンの紹介でコミュニティを成長させたいVTuber
手数料:なし(月額制、紹介成立ごとの課金ではない)
料金:Free(50メンバーまで無料)、Lite(月額2,980円)
どれを選ぶか:3つのパターン
パターン1:デビューしたばかり(フォロワー100人未満)
pixivFANBOX一択。無料で始められ、少人数でも運営できる。まず月額100〜500円のプランを1つ作り、限定ボイスや活動報告を投稿する。
パターン2:中規模(フォロワー500〜3,000人)
pixivFANBOX+FanLoopの併用。FANBOXで月額支援を集めつつ、FanLoopでコミュニティの成長エンジンを作る。
パターン3:大規模(チャンネル登録者1,000人以上)
YouTubeメンバーシップ+pixivFANBOX+FanLoopの三本立て。YouTubeメンバーシップはYouTube内の視聴者を取りこぼさないための「入口」、FANBOXはコアファン向けの「深い体験」、FanLoopは「成長エンジン」。
まとめ
pixivFANBOXはVTuberのファンクラブの第一選択肢。 無料で始められ、手数料10%、バックナンバー閲覧可能
FantiaはDL販売・グッズ販売も視野に入れる場合に有力。 手数料10%、物品販売との連携が強い
YouTubeメンバーシップは登録者1,000人以上で使える。 YouTube内で完結するが手数料は約30%
FanLoopは「ファンが新しいファンを連れてくる」仕組み。 月額課金型のファンクラブと併用することで、コミュニティの成長エンジンになる
活動規模に合わせて選ぶ。 小規模はFANBOX一択、中規模はFANBOX+FanLoop、大規模は三本立て
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