「VTuberになりたいけど、どれくらいお金がかかるの?」
VTuberデビューを考えている人がまず気になるのが費用です。2Dモデルを作るだけで数十万円というイメージを持っている人も多いかもしれません。
でも実際には、最低限の構成であれば2〜3万円程度から始めることができます。一方で、本格的なライブ2Dモデルと配信環境を整えようとすると10万円以上になることもあります。
この記事では、VTuberデビューに必要なものを「最小構成」「標準構成」「本格構成」に分けて解説します。
VTuberに必要なもの:大きく4つに分かれる
VTuberデビューに必要なものは、大きく以下の4つです。
アバター(キャラクターモデル)
PC(配信を動かす本体)
マイク・周辺機器
ソフトウェア(配信ソフト・フェイストラッキングソフト)
それぞれについて、費用感を解説します。
アバター(キャラクターモデル)の費用
アバターは「既製品を使う」「自分で作る」「プロに発注する」の3つの選択肢があります。
既製品モデルを使う(0〜数万円)
BOOTH等のマーケットプレイスでは、Live2Dモデルの既製品が販売されています。数千円〜数万円の価格帯で、すぐに使えるものが揃っています。オリジナリティは低くなりますが、費用を最小に抑えられます。
なお、購入した既製品モデルの使用条件(商用利用・配信利用・改変の可否)は、各商品の利用規約で必ず確認してください。
Live2Dモデルをプロに発注する(3万円〜30万円以上)
オリジナルのキャラクターデザインをLive2Dモデルとして動かせるように制作してもらう場合、イラスト制作費(デザイン)+Live2Dリギング費(動きの設定)の合計で依頼します。
相場感は制作者によって大きく異なりますが、個人の絵師・モデラーへの依頼であれば3万円〜20万円程度が多いです。高品質な商業レベルになると30万円以上になることもあります。
3Dモデルをプロに発注する(10万円〜)
3Dモデルはさらに費用がかかります。最低でも10万円〜が目安で、クオリティによっては数十〜数百万円になることもあります。まずは2Dモデルで始め、軌道に乗ってから3D化するのが現実的です。
スマホアプリで手軽に始める(無料〜数千円)
「REALITY」「Mirrativ」などのスマートフォンアプリは、アプリ内のアバターを使って気軽にVTuber配信を始めることができます。機材をほぼ持たなくても始められる最小の選択肢です。
PC(配信を動かす本体)の費用
Live2Dモデルを動かしながら配信するには、ある程度のスペックのPCが必要です。
最小スペックの目安(Live2D配信の場合):
CPU:Intel Core i5 第10世代以降、またはAMD Ryzen 5シリーズ以降
メモリ:16GB以上(8GBでは厳しい場合がある)
GPU:GeForce GTX 1060相当以上(ゲームを同時に動かす場合はより高スペックが必要)
新品でこの条件を満たすノートPCは7万円〜、デスクトップは5万円〜が目安です。すでにPCを持っている場合、スペックが条件を満たせば追加費用はかかりません。
マイク・周辺機器の費用
マイク(3,000円〜)
配信のクオリティを最も大きく左右するのはマイクです。PCにUSBで直接接続できる「USBマイク」が初心者には扱いやすいです。
3,000〜5,000円のエントリーモデルでも十分に使えますが、予算に余裕があれば1〜2万円台のマイクにするとボイスクオリティが大きく向上します。
Webカメラ(0〜5,000円)
フェイストラッキング(表情を検出してアバターに反映する)にWebカメラを使う場合に必要です。スマートフォンをWebカメラとして代用できるアプリも存在します。
ヘッドホン・オーディオインターフェース(任意)
音にこだわり始めたら追加投資する項目です。最初は必須ではありません。
ソフトウェアの費用
OBS Studio(無料)
配信・録画ソフトの定番です。完全無料で使えます。
VTubeStudio(基本無料・一部有料)
Live2Dモデルをフェイストラッキングで動かすソフトです。基本機能は無料で使えます。一部のプラグイン機能はアプリ内購入が必要ですが、配信開始時点では無料の範囲で十分です。
Live2D Cubism(月額1,760円〜)
自分でモデルのリギング(動きの設定)をしたい場合に必要なソフトです。プロへの発注であれば不要です。
3段階の初期費用まとめ
最小構成(スマホアプリ or 既製品モデル+手持ちPC)は0〜3万円、標準構成(既製品 or 低価格オリジナルモデル+PC+USBマイク)は3〜10万円、本格構成(プロ発注のオリジナルLive2Dモデル+高スペックPC+本格マイク)は15〜50万円以上になります。
まずは「最小構成」で始めることをおすすめする理由
費用をかけてデビューした後に「思っていたのと違う」「続けられない」となるリスクを避けるため、最初は最小構成から始めることをおすすめします。
配信を続けながら、「どこに投資すれば視聴者に価値を届けられるか」が見えてきます。マイクが弱いのか、モデルのクオリティが問題なのか、企画力が足りないのか。実際に配信して初めてわかることがほとんどです。
機材への投資は、「始めてから収益が出始めたら行う」くらいの順番が、無駄な出費を防ぐ最善策です。
まとめ
VTuberデビューの費用まとめです。
スマホアプリや既製品モデルなら2〜3万円以下でも始められます
最もお金がかかるのはオリジナルLive2Dモデルの制作費です(3万円〜)
マイクはPCの次に優先度が高いです。数千円のものでもまず始められます
OBS・VTubeStudioは無料です。ソフトにお金はかかりません
最初は最小構成で始め、収益が出てから投資するのが安全です
VTuberを始めることへのハードルは、想像より低いです。大切なのは「始めてみること」です。
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