「紹介カード、作ったのに全然使われてない……」
心当たり、ありませんか?
名刺サイズの紹介カード。デザインにもこだわって、印刷代もかけた。レジ横に置いてある。でも気づけば、1ヶ月で使われたのは2〜3枚。しかも「誰が」「誰に」渡したのか、正直わかっていない。
これ、あなたのサロンだけの話じゃないです。紙の紹介カードが機能しにくいのには、ちゃんと構造的な理由があります。
紙の紹介カードが「使われない」3つの理由
1. お客様がカードを持っていない瞬間に、紹介のチャンスが来る
紹介って、どこで起きるか。サロンの中じゃないんです。
友達とランチしてるとき。LINEで「最近髪どこで切ってる?」って聞かれたとき。Instagramに髪の写真を上げたとき。全部、お財布の中の紹介カードに手が届かない場所です。
「あ、カード持ってないわ。今度渡すね」——この「今度」は、だいたい来ません。
2. そもそもカードを渡す行為が、地味にハードルが高い
友達に紙のカードを渡すって、よく考えるとけっこう大げさな行為です。「ねえこれ、私が通ってるサロンなんだけど……」って名刺みたいに差し出す。なんかちょっと営業っぽい。
LINEで「ここいいよ!」ってリンクを送るのと比べると、心理的な距離が全然違います。
3. 追跡できない。つまり、改善もできない
紙のカードが何枚配られて、何枚が実際の来店につながったか。正確に把握しているサロンは、ほぼないと思います。
「たぶん紹介で来てくれた……はず」レベルのデータでは、何を改善すればいいかもわからない。特典の設定が悪いのか、声かけのタイミングが悪いのか、そもそも紹介カードの存在を知られていないのか。全部、闇の中です。
デジタルに変えると、何が変わる?
紹介の仕組みをデジタル化するというのは、別に大げさなことじゃありません。要は「紹介カードの代わりに、LINEやSNSで送れるリンクを使う」ということです。
変化① 紹介のチャンスを逃さなくなる
スマホは常に手元にあります。「あ、この美容室いいよ」と思った瞬間に、LINEでリンクを送れる。友達はそのリンクから特典付きで予約できる。この「思った瞬間に行動できる」導線があるかないかで、紹介の発生率は大きく変わります。
変化② 「誰が紹介して、誰が来たか」が全部見える
デジタルの紹介リンクは、クリック数も来店数も、誰経由かも全部トラッキングできます。
「Aさんは3人紹介してくれてる」「特典を変えた月は紹介が増えた」「火曜日に紹介が多い」——こういうデータが見えると、やるべきことが明確になります。
変化③ お客様に「紹介してください」と言わなくてよくなる
POPやLINEのメッセージで、自然に紹介プログラムの存在を知ってもらえます。施術中に「よかったら紹介してくださいね」と言うのが苦手な美容師さんは多いはず。デジタルなら、仕組みが代わりにやってくれます。
「紙の温かみ」は本当に必要?
「でも紙のカードの方が、気持ちがこもってる気がする」——わかります。
ただ、考えてみてください。紹介カードの目的は「紹介を発生させること」であって、「紙の質感を届けること」ではないですよね。
お客様が友達に「ここ本当にいいよ」と自分の言葉で伝えてくれること。それが一番の「気持ち」です。その後の導線は、スムーズであればあるほどいい。
紙かデジタルかは、手段の話。紹介が起きやすい方を選ぶ。それだけです。
まとめ
紙の紹介カードがダメなわけじゃないです。ただ、紙だけに頼っているなら、かなりの紹介チャンスを取りこぼしている可能性が高い。
デジタル化のポイントは3つ。
お客様のスマホから、いつでも紹介リンクを送れる状態にする
「誰が・誰に・いつ」紹介したかをデータで見える化する
美容師が直接お願いしなくても、仕組みが回るようにする
紹介カードを刷り直す前に、一度検討してみる価値はあると思います。
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