ネイルサロンとInstagramの相性は、全業種の中でもトップクラスです。
美容室のヘアスタイルは自撮りしにくい。治療院の施術結果は目に見えない。エステの効果はすぐにはわからない。でもネイルは違う。施術の成果が「手元」という最も見せやすい場所にあり、写真映えするビジュアルで、お客様自身が「見せたい」と思ってくれる。
問題は、この恵まれた環境を「いいね」で終わらせてしまっているサロンが多いこと。お客様がInstagramにネイル写真を投稿する。友達が「かわいい!」とコメントする。それで終わり。「どこのサロン?」と聞かれても、すぐにサロンの情報を共有できる導線がなければ、予約にはつながりません。
STEP 1:施術後の「撮影タイム」を演出する
施術が終わったら、お客様に「写真撮りますか?」と声をかける。白い布や花を背景にしたちょっとしたフォトスポットを用意しておくだけで、お客様が「撮ろう」と思うきっかけになります。仕上がった瞬間はお客様のテンションが最も高い。このタイミングで撮影が起きれば、SNS投稿の確率も上がります。
STEP 2:タグ付けとサロンアカウントへの誘導
撮影時に「よかったらタグ付けしてくださいね」と一言添える。サロンのInstagramアカウント名を書いた小さなカードをテーブルに置いておくのも効果的です。タグ付けしてもらえると、お客様のフォロワーがサロンのアカウントにたどり着ける。
STEP 3:お客様の投稿をリポストする
お客様がInstagramに投稿してくれたら、許可を取った上でサロンのアカウントでリポストする。これがUGC(ユーザー生成コンテンツ)の活用です。サロン自身が「うちのネイル素敵でしょ?」と言うより、お客様が「見て、かわいくない?」と投稿するほうが、見ている人にとっては何倍も信頼できる情報です。
リポストのキャプションに「ご紹介リンクはプロフィールから」と添えておけば、投稿を見た人が自然に紹介経由で予約できます。
STEP 4:紹介リンクをLINEに仕込んでおく
現実世界での口コミは、こう始まります。「そのネイルかわいい!どこでやったの?」
この質問に対して、お客様が「ここだよ」とLINEで紹介リンクを送れる状態を作っておく。施術後のLINEに紹介リンクを添えておけば、お客様のトーク履歴にリンクが残る。いつでも友達に転送できる。Instagramでの拡散と、リアルの対面での口コミ。この2つの導線を両方カバーしておくことが大事です。
STEP 5:紹介してくれたお客様にフィードバックする
紹介が成立したら、紹介してくれたお客様に必ずお礼を伝える。LINEで「○○さんのご紹介で新しいお客様が来てくださいました!ありがとうございます」と送る。
このフィードバックがあると、紹介者は「また紹介しよう」と思えます。逆に、紹介しても何のリアクションもなければ、次の紹介は起きません。
サロンが設計すべきは「撮影の演出」と「リンクの準備」だけ
5つのステップのうち、サロン側が能動的にやるべきことはSTEP 1の撮影環境を整えることとSTEP 4のLINEに紹介リンクを仕込んでおくこと。この2つだけ。残りはお客様が自発的にやってくれることです。
ネイルは「見せたい美容」。お客様が自然に宣伝してくれるこの恵まれた環境を、「いいね」で終わらせるか「予約」につなげるかは、サロン側の導線設計次第です。
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