自宅ネイルサロンの最大の敵。「存在に気づいてもらえない。」
店舗型なら看板がある。通りから見える。ふらっと入れる。でも自宅サロンやマンションの一室では、看板は出せない。住所をネット上に公開するのもセキュリティ上ためらう。
2024年、倒産したネイルサロンの多くが資本金100万円未満の小規模店でした。帝国データバンクの調査では、スタッフが定着しない人材不足と小規模店同士の競争激化が主な原因として挙げられています。自宅サロンの1年以内の廃業率は約60%。3年以内では90%近いとも言われています。
でも、自宅サロンの「見えない」は、導線設計で解決できます。
壁①:物理的に見えない → 紹介で迂回する
看板がない。外から店舗とわからない。通りがかりの集客がゼロ。これは物理的な事実なので、物理に頼らなければいい。
自宅サロンにとって、紹介は「看板の代わり」です。友達の紹介なら、住所がわからなくても不安にならない。「○○ちゃんが通ってるサロンだから大丈夫」という信頼が、場所のわからなさを超えてくれます。
具体的には、施術後にLINE公式アカウントで友だちになってもらう。その中で紹介用リンクを共有する。紹介者にはオフ代無料(原価500円程度)、紹介された側には初回500円OFFなど、双方にメリットがある仕組みにする。
月に50人のお客様が来ているなら、そのうち10%が紹介してくれるだけで月5人の新規。自宅サロンならこの5人で十分回ります。
壁②:検索で見えない → GoogleとInstagramの二刀流
「地域名+ネイルサロン」で検索しても出てこないなら、存在しないのと同じ。
自宅サロンでもGoogleビジネスプロフィールは登録できます。正確な住所を非公開にする設定もあるので、セキュリティの心配は不要です。「〇〇区 ネイルサロン」と検索したときにマップに表示されるようにする。
もうひとつはInstagram。ネイルのビジュアルはInstagramとの相性が全業種トップクラスです。自宅サロンは内装にこだわっていることが多いので、「隠れ家感」「プライベートサロン感」を打ち出せるのは強み。投稿は週3回以上。ハッシュタグは「#地域名ネイル」「#プライベートネイルサロン」を軸に。
壁③:信頼が見えない → 実績を可視化する
口コミがゼロ。ホームページもない。情報が少なすぎて不安。初めてのサロンに予約するとき、お客様は必ず「大丈夫かな」と思います。特に自宅サロンは「どんなところかわからない」という不安が店舗型より大きい。
施術事例をInstagramに蓄積する。お客様の声をストーリーズのハイライトにまとめる。Googleの口コミを丁寧に増やしていく。「実績が見える」だけで、「得体が知れない」という心理障壁は大きく下がります。
「見えない」を「特別」に変える発想
自宅サロンには、店舗型にはない強みがあります。完全プライベート空間。他のお客様の目を気にしなくていい。ネイリストを独占できる。
この価値を正しく伝え、紹介で広がる仕組みを作れば、自宅サロンは「看板がないから見つけてもらえない」のではなく、「紹介でしか行けない特別なサロン」というブランドになれます。
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